
株式会社 小林断截の代表、小林 宏慈です。弊社は1963年の創業当初から、初代 小林康男の高度な断截技術を求め、紙加工で高い品質を求めるお客様に選ばれてまいりました。私は1996年に紙加工の現場に入り、工場でさまざまな経験をしましたが、近年、紙・印刷業界の縮小とともに印刷関連会社も急激に減少していくなか、創業以来、製本・紙加工一筋で技術を提供してきた身としては、この文化を途絶えさせてはいけないと感じています。
私は2代目なので、先代が積み上げてきたものを大切にしていくと共に、この業界に古くからある技術や新たに開発された技術をお客様に提供することを使命と心得ております。それらを充分に活かすために、当社では「丁寧で高い品質の紙加工」のご提供を徹底するとともに、ただの町工場ではなく、紙加工についての相談を受けたり、アドバイスできる体制でありたいと考えています。
弊社の技術力はもちろん、以前に印刷会社で営業職をしていた経験や、紙加工業界における先人の方々との交流なども活かし、困っている人を解決へ導くことが私たちの役割であり、品質、アイデア、コストなどの要望に応えながら、+αの工夫を加えてご提案をしていく会社でありたいという想いがあります。
これまで制作会社様、印刷会社様、同業者も含めて、多くビジネスパートナーと信頼関係を築いてこられたのも、こういった理念に共感していただいているためだと思っております。パートナー様とのつながりは、さらに大きな経験と知識をもたらしてくれます。
これまで出会ってきた方たちのおかげで今の会社がある。当社は、今後もこれまで培ってきたノウハウをご提供するとともに、紙加工業界を盛り上げていく役目をまっとうしたいと思っております。